finale

words: hyde, music: tetsu


淡くはかなげな美しさ
壊されんぬよう静かに抱きよせた
月の隠れ家で求めあう
感じ取るのは運命の切なさよ
忍びよる気配塞いでて
追い詰められた憂いの口元に触れた

終幕へ向かう日差しの中
眩しすぎてあしたが見えない
振り向いた君は時を越えて
見つめている
あどけない少女のまま
この腕の中で目覚めゆく
君の悲しみがただ悲しくて
狂おしいまでに恋慕う
いつまでもそばにいて離れられめように
降り注ぐ罪に彩られた
枯れた道を彷徨い続ける
この愛は誰も触れさせない
それが君に背くことであろうと

鏡の君は逆さまの微笑みで
途切れそうな夢紡ぎの糸を切った
永遠に沈むその祈りに
答えも無く水面が揺れてる
崩れゆく君を救えなくて
あやすように眠られたあの時

終幕へ向かう日差しの中
眩しすぎてあしたが見えない
振りむいた君は時を越えて
見つめている
あどけない少女のまま